医学生対象の超音波検査講習会を開催しました
今年で第6期を迎えた検査技師による医学生を対象とした超音波検査講習会(通称MOE CLUB)。
1月19日(土)、今期2回目の講習会を開催しました。
札幌病院エコー検査室に、北大5年生7名、北大4年生1名、札医大5年生1名、札医大3年生1名が集まりました。
10名中6名が初参加の学生さんでした。
風邪など体調不良のため、予定されていた参加者3名がキャンセルとなりましたが、急遽前日に追加の参加者をつのり、札医大3年生の男子が初参加してくれました。
これまで4~6年生を対象として開催してきましたが、今回は3年生を交えての講習会となりました。
和気あいあいとした楽しい雰囲気の中、学年の垣根を感じない学習ができました。
5年生の間では、臨床実習に関する情報交換もあり、春までの学生さんたちの動向を交流する場にもなりました。
事務担当者からは、今後予定されている学生向けの学習会の案内や、当院の佐藤副院長の記事が掲載されている医学生向け情報誌の紹介等もされました。
講習会は毎回前半に座学を行いますが、今回のテーマは「肝臓の超音波検査」でした。
今回は、講師の技師が準備した座学用スライドに初めて動画を導入しました。
肝臓の基本的な走査方法について、手元の探触子の動きとモニター画面(画像)が同期するようにスライド上に再現した動画スライドは非常に好評でした。
座学での学習後は、4グループに分かれて腹部超音波の実習を行い、最後に全員で「本日のベスト・ショット」と自分で描いたシェーマを発表しました。
装置1台につき2~3名と少人数での実習だったので、初参加の学生さんにも丁寧に対応ができたと思います。
参加した学生さんからはとても良い感想をいただき、次回講習会に期待する声が多く聞かれました。
次回の開催は3月30日(土)を予定しています。
興味のある学生さんは、勤医協札幌病院・医局事務(電話011-811-2246代表)までお問合せください。
当院では医師をめざす皆さんにさまざまな実習プログラムを用意しています。
詳しくは、医学生の方へ のページをご覧ください