菊水こども診療所が勤医協札幌病院内へ

勤医協札幌病院 広報誌vol.20(2018.3月発行)より

子どもの個性や体質を把握した治療・アドバイスを行います 小児科科長 岡田靖

「菊水こども診療所」が、隣接ビルから勤医協札幌病院2階へ移転。

2018年2月27日から新しい診察室で診療を開始しています。

同じフロアにはX線検査室や超音波検査室、耳鼻咽喉科や産婦人科などがあり、検査や他科への受診がスムーズになりました。




子どもの個性や体質を把握した治療・アドバイスを行います 小児科科長 岡田靖

「菊水こども診療所」が、隣接ビルから勤医協札幌病院2階へ移転。

2月27日から新しい診察室で診療を開始しています。

同じフロアにはX線検査室や超音波検査室、耳鼻咽喉科や産婦人科などがあり、検査や他科への受診がスムーズになりました。

 

 


菊水こども診療所が勤医協札幌病院内へ

「菊水こども診療所」が、隣接ビルから勤医協札幌病院2階へ移転。

2月27日から新しい診察室で診療を開始しています。

同じフロアにはX線検査室や超音波検査室、耳鼻咽喉科や産婦人科などがあり、検査や他科への受診がスムーズになりました。

 

 


小児専門医が継続的に診察するメリット

小児専門医が継続的に診察するメリット

  • 移転後の小児科でも、菊水こども診療所の岡田靖医師が継続して診療を行っています。これまで通り、子どもの日常的な病気、乳児健診、ワクチン接種などに対応するほか、子どもの心身の成長や発達などの相談にも応じています。

  • 岡田医師は小児専門医がかかりつけ医として継続的に診察するメリットを「子どもの個性や体質を把握した治療やアドバイスができますし、かぜや腹痛などの日常的な疾患の診察を行いながら専門治療が必要な疾患の疑いがあった場合には、迅速に適切な専門医や医療機関を紹介できます」と説明します。
    乳児の成長の遅れが心配な場合も、個人差なのか、何かしらの疾患が影響しているのかを早期の段階で医学的に見極める必要があるため、「放置せずに診察を受けてください」と呼びかけています。

小児専門医が継続的に診察するメリット

小児専門医が継続的に診察するメリット

小児専門医が継続的に診察するメリット

  • 移転後の小児科でも、菊水こども診療所の岡田靖医師が継続して診療を行っています。これまで通り、子どもの日常的な病気、乳児健診、ワクチン接種などに対応するほか、子どもの心身の成長や発達などの相談にも応じています。

  • 岡田医師は小児専門医がかかりつけ医として継続的に診察するメリットを「子どもの個性や体質を把握した治療やアドバイスができますし、かぜや腹痛などの日常的な疾患の診察を行いながら専門治療が必要な疾患の疑いがあった場合には、迅速に適切な専門医や医療機関を紹介できます」と説明します。
    乳児の成長の遅れが心配な場合も、個人差なのか、何かしらの疾患が影響しているのかを早期の段階で医学的に見極める必要があるため、「放置せずに診察を受けてください」と呼びかけています。

子どもの気持ちに添う看護「プレパレーション」

子どもの気持ちに添う看護「プレパレーション」

子どもの気持ちに添う看護「プレパレーション」

子どもたちが処置や検査を受けるとき、「自分に何が起こるのか」をイメージできずに不安や恐怖を感じて泣き叫んだり、逃げ回ったりすることがあります。そのため、当科では「プレパレーション」による小児看護を実施しています。

 

多屋佳葉看護主任は、「プレパレーションとは、医療を受ける子どもの不安や恐怖感を予防・緩和し、健全な心の発達を支援することです。多くの小児科では処置中に子どもが暴れると危険なため、押さえることで安全を確保しています。当科も同じでしたが、本当にそれは正しいのかと疑問に思ったことをきっかけに、2005年に勉強会を開催し、準備を進めました」と導入の経過を話します。


0歳児にはおもちゃで気をそらし、2、3歳以上には年齢に合わせた言葉で「これから何が始まるのか」を説明します。処置が初めての子どもや不安が強い子どもには、絵本の読み聞かせをするように、タブレットなどに表示させたイラストで処置や検査の手順を伝えることも行っています。2007年からは、子どもがよりリラックスできるよう、処置の場面に保護者の同席をお願いしています。

  • 処置室
    処置室
  • プレパレーションに使う手作りツール
    プレパレーションに使う
    手作りツール
  • 隔離室
    隔離室

多屋佳葉 看護主任
タブレットを使って子どもに注射の説明をする
多屋佳葉 看護主任

「子どもが大泣きして暴れる状況が大幅に減り、処置の説明もリラックスして聞いてくれるようになりました。押さえつけなくても、幼い子どもに安全に医療を提供できます。頑張った子どもが自信を持てるようになったり、達成感を持って帰ってくれていることがうれしいです」と笑顔で話します。


プレパレーションの成果をまとめた看護研究を2008年からこれまでに18演題発表するなど、小児看護のスキルを向上させています。

昔の小児看護とプレパレーションによる小児看護の比較


副院長 小児科科長 岡田靖

小児科

岡田 靖(おかだ やすし)


Profile


旭川医科大学卒

日本小児科学会専門医
小児内分泌学会会員
成長科学協会地区委員

北海道小児内分泌研究会世話人
北海道小児糖尿病研究会世話人

勤医協札幌病院小児科の特徴

勤医協札幌病院小児科の特徴

経験豊富な医師が診察を担当

 

日本小児科学会専門医を取得している医師3人に加えて、総合診療医・家庭医も外来診療、健診などを行っています。

小児科 医師紹介

 


 

耳鼻咽喉科との連携がスムーズ

 

小児科の隣に耳鼻咽喉科があり、子どもに多い耳鼻科疾患の診察や処置を専門医にお願いすることができます。

 

耳鼻咽喉科



 

他科の診察を受けやすい

 

内科や眼科、産婦人科などほかの診療科を受診できます。

 

診療科トップ

  • 小児科待合
    小児科待合
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    耳鼻咽喉科
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就学援助を受られている小中学生の保護者の方へ

就学援助を受られている小中学生の保護者の方へ

無料・低額診療制度

 

北海道勤医協では、医療費の支払いが難しい方に対して医療費の減免または免除を行う「無料・低額診療制度」を実施しています。就学援助を受けている児童・生徒さんの場合、同一世帯のご家族も対象となります。


無料・低額診療制度

勤医協菊水こどもデイサービスセンター 病後児保育

勤医協菊水こどもデイサービスセンター 病後児保育

子どもが病気なのに仕事を休めないときなどに

 

当センターでは、病気回復期にあって集団保育(保育園・幼稚園での保育)が困難なお子さんを、勤務の都合などで家庭で保育できない保護者に代わって、一時的にお預かりする『病後児保育』を行っています。

 


病後児保育

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