赤ちゃんのワクチン接種Q&A
勤医協札幌病院 広報誌vol.16(2015.9月発行)より
お子さんを重症感染症から守ってくれるワクチンですが、種類や接種回数が多く、接種時期も限定されるため、早めに受けるようにしましょう。
なぜワクチンが必要なのですか? | |
乳幼児は免疫が弱いため、感染症にかかりやすく、重症化しやすいのです。 かかりやすい時期になる前にワクチンで十分な免疫をつけることが大切です。 | |
いつから受けることができますか? | |
生後2カ月になったら最初のワクチンを。 まず、髄膜炎や重症細菌感染症を予防する「ヒブ」と「プレベナー」、重症な胃腸炎を予防する「ロタリックスワクチン」が受けられます。 かかりつけ医に相談しながら、スケジュールを立てておくと確実に必要なワクチンを接種できます。 | |
副作用は大丈夫でしょうか? | |
ワクチン接種は安全でメリットが高いものです。 接種せずに重い病気に感染すると命に関わることもあります。 必要な時期に免疫をつけることが健やかな成長につながります。 |
ワクチン接種料金について
ワクチン接種料金について
ご紹介したワクチン以外にも、さまざまな感染症を予防するワクチンの接種が可能です。
接種の条件や料金は、年齢やお住まいの地域により異なりますので、詳細はお問い合わせください。
北海道でも日本脳炎ワクチンとB型肝炎ワクチンが定期予防接種になります
北海道でも日本脳炎ワクチンとB型肝炎ワクチンが定期予防接種になります
北海道には日本脳炎を媒介する蚊(コガタアカイエカなど)が、ほとんど生息していないことから、これまで「北海道では日本脳炎の予防接種は不要」とされてきました。
しかし、旅行や転出入の移動があることから、2016年度からは定期予防接種として無料で受けることができるようになります。
また、乳児へのB型肝炎ワクチンも公費助成の対象になる予定です。
小児科
勤医協札幌病院 副院長
小児科科長
岡田 靖(おかだ やすし)
ご予約・お問い合わせ
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