専攻医(後期研修):家庭医・総合診療医
日本のどの地域・どの病院・どの診療所でも活躍できる医師
どんな患者でも、どんな社会的背景があっても寄り添える医師を目指します!
はじめに
内科急性期病棟と外来をベースに、回復期リハビリ病棟や在宅診療、地域住民との協働活動などに興味のある方、医学教育や多職種協働学習を実践したい方、プライマリ・ケア現場での臨床研究をやってみたい方など大歓迎です。
総合内科の診断スキルと家庭医療学の理論的基盤をベースにした勤医協医療の学習と実践ができるよう、「学びながら働く、仕事の中から学ぶ」環境を用意しております。
また、子育てしながら研修を続けたい方向けのコースや、病気や家庭の事情でフルタイム働けない、ローテート研修は困るという方のための研修コースもあります。
自分のペースでもしっかり学びたいという方も、ぜひご相談ください。
日本プライマリ・ケア連合学会「総合診療医という選択」(外部リンク)
はじめに
はじめに
内科急性期病棟と外来をベースに、回復期リハビリ病棟や在宅診療、地域住民との協働活動などに興味のある方、医学教育や多職種協働学習を実践したい方、プライマリ・ケア現場での臨床研究をやってみたい方など大歓迎です。総合内科の診断スキルと家庭医療学の理論的基盤をベースにした勤医協医療の学習と実践ができるよう、「学びながら働く、仕事の中から学ぶ」環境を用意しております。
また、子育てしながら研修を続けたい方向けのコースや、病気や家庭の事情でフルタイム働けない、ローテート研修は困るという方のための研修コースもあります。自分のペースでもしっかり学びたいという方も、ぜひご相談ください。
地域密着型の研修でしっかり学べます
地域密着型の研修でしっかり学べます
2011年度から、基幹病院・中規模病院・診療所という3つのフィールドが整備されました。
これらの病院・診療所群で基本をしっかり学べ、また北海道全土にある病院や診療所などでの地域密着型の研修を行えます。充実したフィールド・指導体制で皆さまの成長をサポートします。見学も随時受け入れています。
基幹病院 勤医協札幌病院(札幌市白石区)
亜急性期から慢性期の管理を通して、地域連携・リハビリテーション・多職種連携を学びます。
指導医 尾形和泰
後藤郁美
連携病院 勤医協中央病院(札幌市東区)
ジェネラリスト研修に理想的な環境で総合内科の基礎をつくります。
他の後期研修プログラムの病棟研修の受け入れを行っています。
(HCFM, 北海道プライマリケアネットワーク)
指導医 和田 耕一
ホームページ: 勤医協中央病院(外部リンク)
札幌病院 指導医 佐藤健太医師プロフィール
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診療所 月寒ファミリークリニック(札幌市豊平区)
家庭医療センターでは、特徴のある各診療所をまたぐ研修が可能ですのでご相談ください。現在毎週水曜日の夕方ネットでの家庭医療カンファレンスを実施しています。
指導医 臺野 巧
ホームページ: 月寒ファミリークリニック(外部リンク)
診療所 勤医協余市診療所(余市郡余市町)
地域での在宅看取り症例も多く、在宅医療、慢性疾患管理、家族アプローチ、行動変容などをビデオレビューなども利用して研修が行えます。
指導医 瀬野尾 智哉
ホームページ: 勤医協余市診療所(外部リンク)
診療所 黒松内町国保 くろまつないブナの森診療所(寿都郡黒松内町)
2016年度町立診療所としてスタートしました。新しい医療システムの構築、まち作りなどに興味のある後期研修医の先生はぜひ研修をお待ちしています。
指導医 柳谷 怜央
ホームページ: 黒松内町国民健康保険診療所(外部リンク)
GPMECについて詳細は、中央病院ホームページをご覧ください。
勤医協中央病院 GPMECについて(外部リンク)
総合医・家庭医 後期研修プログラムについて
総合医・家庭医 後期研修プログラムについて
勤医協総合医・家庭医 後期研修プログラムの特徴
臓器別専門医を目指す前にもう少し総合的に学びたい人のための1年コース、日本プライマリ・ケア連合学会認定の家庭医療専門医を取得できる3年コース、臓器別専門医から総合診療医・家庭医に転向したい方のためのコース、時短制度を利用しながら研修できる女性医師の活躍を支援するコースなど、さまざまなコースを用意しています。
勤医協中央病院 後期研修プログラム概要-家庭医・総合医コース(外部リンク)
勤医協札幌病院での研修の特徴
- 各科研修の垣根を外し、相互乗り入れしながら柔軟な研修体制を組みます。
- 評価とフィードバック。
研修目標設定~毎日の振り返り(目標達成度の確認、ポートフォリオ作成指導等) - 女性医師も活躍しています。
時短制度を利用しながらあなたらしい研修を継続することが可能です。
ゆったりしっかり後期研修プログラム『彩~いろどり~』 - 地域指向型教育を実践。
あらゆる診療・研修場面で地域住民の健康や暮らしの向上を意識し、「誰の役に立ちたいのか」にこだわって、柔軟に能力を伸ばしていくことを目指しています。
研修プログラム責任者
尾形 和泰 (勤医協札幌病院 内科科長 院長)
研修の一般目標
北海道民医連に所属するCommunity hospital・診療所での研修(Community hospitalでは、サテライト診療所の外来や在宅医療も担う)を行います。
- 患者さん中心の基本的、総合的な診療能力(主治医能力)を獲得する
- 1.患者さんを身体的、精神心理的、および社会的側面から全人的に理解し、患者さんや家族と医療の目標を共有する
- 2.総合性を重視した、医学・医療の基本的な知識・技能を修得する
- 3.一人一人の患者さんや家族に応じて問題解決を指向する視点を獲得する
- 1.患者さんを身体的、精神心理的、および社会的側面から全人的に理解し、患者さんや家族と医療の目標を共有する
- 患者さんの立場に立つ民主的集団医療を実践する能力を獲得する
- 医療の社会性を学び、医師の社会的役割を自覚し、街づくりや医療変革を追求する視点を獲得する
[参考](日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療専門医 後期研修プログラムVer.2.0)
家庭医を特徴付ける能力 | 1.患者中心・家族志向の医療を提供する能力 2.包括的で継続的、かつ効率的な医療を提供する能力 3.地域・コミュニティーをケアする能力 |
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すべての医師が備える能力 | 1.診療に関する一般的な能力と患者とのコミュニケーション 2.プロフェッショナリズム 3.組織・制度・運営に関する能力 |
家庭医が持つ医学的な知識と技術 | 1.健康増進と疾病予防 2.幼小児・思春期のケア 3.高齢者のケア 4.終末期のケア 5.女性の健康問題 6.男性の健康問題 7.リハビリテーション 8.メンタルヘルス 9.救急医療 10.臓器別の問題 |
医療機関・医育機関との協力・共同
- 北海道勤医協地域枠医師のための総合医・家庭医後期研修プログラム
黒松内町や地域住民の方と連携して、GPMECの指導医10名スタッフ22名の全面的なバックアップのもと、倶知安厚生病院総合診療科との連携で後期研修医(専攻医)の学びをサポートします。
北海道地域枠の義務年限を利用しながら、4年間という期間でより濃厚にしっかりと学べるプログラムです。
- 札幌医科大学地域医療総合医学講座
インターネットTV会議システムを使ったWebカンファレンスやプライマリケアレクチャーシリーズにも参加し、講師も勤めています。地域医療臨床実習も積極的に受け入れています。
- 全日本民医連の中でのネットワーク
全国の民医連の各施設で、特色あるプログラムと連係して研修することも可能ですし、勤医協中央病院も全国から内科の各分野の後期研修医(専攻医)を受け入れています。
静岡、群馬、長野、神奈川の民医連から受け入れの実績があります。
- 北海道民医連 後期研修プログラム(外部リンク)
- 道東勤医協 釧路協立病院家庭医養成プログラム(外部リンク)
- 道北勤医協 家庭医療後期研修プログラム(外部リンク)
- 道南勤医協 青函圏・函館家庭医療研修プログラム(外部リンク)
総合医・家庭医 後期研修 募集要項
総合医・家庭医 後期研修 募集要項
募集人員 | 8名 | ||||||||
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応募資格 | 医師免許取得後2年以上の臨床経験を有する者 | ||||||||
給与及び諸手当 |
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勤務時間 | 実働で平日7時間15分、土曜日3時間45分。 出勤は8時45分、退勤は平日17時、土曜日12時30分、休憩時間は1時間。 | ||||||||
休日 | 日曜日、祝日法にもとづく国民の祝日、毎月2回の土曜指定休日、夏期・秋期休暇(6日間)、年末年始休暇(12月30日から1月3日までの5日間)、規定の年次有給休暇。 ※詳細は、各法人の就業規則の定めによります。 | ||||||||
加入保険 | 社会保険、厚生年金、労災保険、雇用保険 |
後期研修1年目
後期研修1年目
病棟研修
- 初期研修2年間に内科領域で経験した症例などを検討し、各分野の症例を幅広く経験する。(日本内科学会の認定医受験資格を念頭においた内容とするが、特にcommon diseaseを重点とする)
- 上部消化管内視鏡検査・腹部USをはじめとする各検査手技などのトレーニング。(上部消化管内視鏡検査・腹部US・UCG・骨髄穿刺・CVカテーテル挿入など)
- 初期研修医の指導に参加する。
- 病棟運営会議に参加して、病棟運営や病床管理に関わる。
- 緩和ケア病棟の患者も担当する。
- ICU管理が必要な重症症例も担当する。
後期研修1年目
後期研修1年目
病棟研修
- 初期研修2年間に内科領域で経験した症例などを検討し、各分野の症例を幅広く経験する。(日本内科学会の認定医受験資格を念頭においた内容とするが、特にcommon diseaseを重点とする)
- 上部消化管内視鏡検査・腹部USをはじめとする各検査手技などのトレーニング。(上部消化管内視鏡検査・腹部US・UCG・骨髄穿刺・CVカテーテル挿入など)
- 初期研修医の指導に参加する。
- 病棟運営会議に参加して、病棟運営や病床管理に関わる。
- 緩和ケア病棟の患者も担当する。
- ICU管理が必要な重症症例も担当する。
後期研修2年目
後期研修2年目
小児科(3ヶ月)の病棟外来研修を必修とし、その他整形外科等の外来研修を選択とする。
残りの期間は北海道民医連に所属する地域中核(中・小規模)病院または診療所での研修を行う。
また、後期研修1年目・2年目のいずれか1ヶ月で緩和ケア研修を行うことができる。
後期研修3年目
後期研修3年目
北海道民医連に所属する地域中核(中・小規模)病院または診療所での研修を行う。
(学会認定指導医を配置できない施設研修における指導の工夫)
- 研修医は日常的には、上級医の指導のもとに診療にあたり、定期に上級医による指導、振り返りを行う
- 研修医、上級医、認定指導医がともに月1回の全体学習会に参加し、ポートフォリオ指導や Significant event analysis(SEA)、家庭医療の理論などの学習を行う。
- 指導医は「指導医・研修医メーリングリスト」を活用し、研修医と日常的な情報共有、意見交換を行う。
- 研修医のポートフォリオ指導は、メーリングリストを活用して上級医・指導医が集団的に行う。
- 2011年4月に法人本部機構に設置した北海道勤医協家庭医療センターを中心に、研修医の指導やスタッフの教育、プログラムの充実に努める。
勤医協札幌病院 医局事務 |
TEL:011-811-2246 (代表) |
mail:satu-sinryou@kin-ikyo.or.jp |