地域での役割・患者さんの権利

勤医協札幌病院が果たす地域での役割

勤医協札幌病院が果たす地域での役割

2003年3月24日策定
2005年2月11日改訂
2010年8月11日改訂


  • 10科の専門医療、在宅医療の提供、保健予防のとりくみ
  • 「無料・低額診療」制度の実施、産科入院助産制度を利用される方の受け入れ
  • 地域での各医療機関、施設、事業所との連携
  • 医師・看護師をはじめとする医療従事者の養成
  • 安心して暮らせるまちづくりのため、その一翼を担う



患者の皆さんへ 


私たちは、患者さんの人権を尊重し、患者さんと共同して無差別・平等で最善の医療を創造するという立場から、患者さんの権利に関する以下の項目を大切にし、その実現に努めます。

患者さんの権利章典

患者さんの権利章典

2004年3月24日策定
2010年12月8日改定


  • 知る権利  
    患者さんは、自らの病名および病気の状態(検査結果も含む)、診断・治療に関する様々な情報、予後(今後の病気の見通し)に関すること、薬の名前とその作用・副作用、必要経費などについて、納得いくまで説明を受ける権利があります。
  • 適切な医療を等しく受ける権利  
    患者さんは、安全性と人間性に十分配慮された、納得できる適切な医療サービス(診断・治療のみならず、自らの健康増進と疾病の予防に関わる健康教育を含む)を受ける権利があります。  
  • 自己決定権  
    患者さんは、十分な説明を受けた後に、その治療・検査の内容や時期に関して、自分で決定する権利があります。また、経過中に当初の説明とくい違いが生じた場合、あらためて説明を受け、苦情や異議を申し立てる権利があります。 
  • 他の医療者の意見(セカンドオピニオン)を求める権利  
    患者さんは、自らの病気の状態、診断・治療に関して他の医療機関の医療者の意見を求める権利があります。また、そのことによって不利益を受けません。 
  • プライバシーに関する権利  
    患者さんは、プライバシーを保護される権利があります。 
  • カルテ開示を求める権利  
    患者さんは、自らの診療記録の開示を求める権利があります。 
  • 社会保障の改善を求める権利  
    患者さんは、社会保障の改善を国や自治体に対して要求する権利があります。